MacBook Proの画面が割れてしまい、クラムシェルモードで使い続けて２年、代替機を検討していたのだが、ようやく思いってMac miniに決めて購入した。
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旧パソコンMacBook Proの状態
以前のメインPCは、MacBook Pro （2013 late：16GB/500MB で購入時は19万円）。
以下のような問題があり、画面全損（液晶が真っ暗）以外にもかなり限界に近い状態に来ていた。
購入から10年近く。画面全損から2年。使い倒した感がある。
- バッテリー修理推奨モード（バッテリーはかなり膨張しており、タッチパッドを押上げて破壊しかねない状態）
- 冷却ファンがうるさい：CPU（GPU）が原因なのか、デュエルモニタにするだけでもファンが回ってうるさいことこの上なし、特に夏場になると常にファンが回っている状態（パワー不足）
- OS更新サポート対象外
- 上記のため、いざ突然使えなくなったときのリスクがでかい
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なぜ、Mac miniだったのか？
これまでMacBook（ラップトップ）をずっと使ってきていたが、コロナの影響などもあり外で作業することがなくなったこと。これからも少ないであろうこと（もし外で作業する必要性が出てきても、ipadなどの2in1になるだろう）。
また、クラムシェルモードが長く、モニター・キーボード・マウスなど一式がすでに揃っていること。実際、クラムシェルモードで使い始めてわかったのだが、ラップトップだと熱を持ちやすくタイピングしていても手元が熱くなってしまう点（特に夏場）が解消されたり、当然だがモニターを別にもつことで画面が広く使えたり、何かと作業しやすかったこと。
その他、コストやパワーなどの点もバランスも考慮して（ラップトップだとどうしてもワンセットの値段として高くなり、バッテリーの問題も残り続ける）、現状の自分にとっては総合的にデスクトップが最適と判断した。
そう考えているうちに、Mac miniが2023年初頭に出てきて、最有力候補となった。迷って決めかねていたかいがあった？
Mac miniであれば、デスクトップといっても、持ち運びできるコンパクトサイズであり、帰省時に持ち帰って使うこともできることもメリットだった（なんなら大きさや重さの点でいっても、これまでのMacBook Proよりも持ち運びやすい）。
一時期、コスパの観点からWindows OSによるBTOのハイパワーデスクトップPCをドスパラなどで購入することも考えたが、これまでずっとMacユーザーであり、Windowsには使いづらさしか感じていなかったので選択肢からは思い切って外してしまった。
そうすると、自ずとMac miniにたどり着いた。
Macのデスクトップとしては、最上機種の「Power Mac」と、Mac miniとPower Macの中間に位置するドカベンのような「Mac Studio」なるものもあるが、高画質の動画編集を複数のモニターを使ってやるとかでない限り、そこまで必要ではないため選択肢からは自ずと外れた（そもそも高額すぎる）。
ということで、ピタリとMac miniが選択肢になった。
どこで、どのように購入したか？
Mac miniに決めたものの、スペックをどうするか（カスタマイズしておくべきか）という点で非常に迷った。
そのうえで、Mac miniでは「M2pro」を選んだうえに、以下のような上位スペックを選択した。
・10コアCPU・16コアGPU
・メモリ32GB
・ストレージ1TB
正直言って、使い方としてはそこまでハイスペックなものは必要ないと思ったのだが、ストレージを除き、あとから付け足せないものなので、長く使うことを考慮して上記のスペックとなった。
というよりも、かなり悩んだ挙げ句「Apple認定整備済製品」を見つけて、運良く？上記のフルスペックを24万円という価格で購入することができた、というのが実情。
本来であれば（正規品であれば）30万円するところをかなり安く購入できた。
アップルで購入するメリットとしては、
・無条件返品が可能
・自由にカスタマイズできる（※ヨドバシなどでも購入はできる）
・保証度が高い整備済み製品がある
この３点と思う。
購入先としては、アマゾンやヨドバシ・ドット・コムも選択肢としてあったが、アマゾンはカスタマイズ製品を購入できない点、ヨドバシはカスタマイズ製品はあるが返品不可などの点があり、逡巡していた。
ポイントのことなどもあれこれ考慮したが、最終的には総合的に「Appleの認定整備済み製品」に着地させられた感じだ。１年間の保証もついている。
なお、整備済製品のデメリットとしては、売却時に査定額が低くなる点があげられるらしい。が、使い倒すつもりなので、その点は全く影響しない。
Mac miniの使い勝手はどうか？
正直言って、別に取り立ててこれまでと大きく変わりはない。全体にパワーが向上しているので、またデスクトップ機ということもあり、少しの負荷をかけただけでは全くどうということもない。モニターを３つ繋げた状態でも、ファンが回ることもない。
スピーカーの音質がどうなるか気にしていたが、慣れてしまえば全くなんでもない。ただ気になる人は外部スピーカーを接続するという手もある。
音声の出力はできてもマイクがないので（もちろんカメラも）、マイク/カメラは外部機器を接続する必要がある。これも元々持っていたので新たに買い直すことはなかった。
パソコン間の引越し作業は、外部HDDでTime Machineでバックアップを取ってあったので、そこから特に苦もなく移行できた。ただ移行後にキーボード入力がうまくいかずにその調整だけに手こずった。
結論
このMac miniしか選択肢がなかったという感じである。
もっと15万程度に抑えたものでも良かったような気もするが、大は小を兼ねるであとから後悔するよりも毎日ずっと使うものなので、そういった点では思い切って上位スペックを選択してよかったと思う。
