かもめ食堂(映画レビュー)

採点・総評:70点

  • 露骨なエンタテイメント性はなく、取り立ててドラマと言ったものはなく、感性で雰囲気を楽しむ映画なので、評価には個人差があると思う。

良かったところ

  • ゆるくてふしぎな世界観、なにかずっと浸っていたくなるような空気感。
  • いずれも一癖ある個性的な登場人物。
  • もたいが出てきて空気が変わる。やっぱり猫が好きを見慣れているせいもあるだろうが、やはり小林聡美との相性は抜群だ。
  • まるでムーミン谷の登場人物のようだ。どこに住んでいるのか何が目的なのかよくわからない人たちが集まって話が紡がれる。

良くなかったところ

  • なし

雑感

  • なぜフィンランド
  • フィンランド語の長台詞を覚えるのは大変そうだ。
  • 「やりたくないことをしないだけ」「ボーっとするのは難しい」「ずっと同じではいられない、人は変わっていくものですから」なんだかメモしたくなる言葉がちらほら出てくる。
  • おにぎりが食べたくなる。
  • さちえ、まさこ、みどり。かもめ三姉妹。